有機栽培より難しい、自然栽培とは?

有機肥料や認可された自然由来の農薬を使用できる有機栽培とは違い、完全に農薬も肥料も使わずに野菜を育てる栽培方法のことを自然栽培といいます。とはいえ、何もせずにほったらかすことではありません。

自然栽培は有機栽培よりもはるかに少なく、実践している農家はまだまだ希少です。慣行栽培から有機栽培へ、有機栽培から自然栽培へと移行していくためにはかなりの時間と労力が必要となります。

ここでは、有機栽培より難しいといわれる自然栽培とは何かについて書いていきます。

自然が野菜を育てる、自然栽培の魅力

自然栽培の野菜を育てるために重要なことは土壌づくりです。慣行栽培を長年続けるなどして栄養が少ない痩せた土壌では、自然栽培はできません。

自然栽培をする前に、何年もかけて土壌の健康状態を改善していく必要があります。

その土壌改善のかなめとなる要素が土壌中の窒素です。自然栽培で野菜を育てるためには、過剰にため込まれた土壌中の窒素を取り除き、野菜と共生できる土壌細菌(根粒菌などを増やしていく作業が必要になります。

そのための具体的な方法は農家によってさまざまで、決められた方針はありませんが、農薬も肥料も一切使わず、自然の力で野菜を育てていくことは一貫しています。

自然栽培の野菜には虫がつかない不思議

自然栽培で育てた野菜には虫がつかないという、虫が嫌いな人にとっては大歓迎のメリットがあります。

その理由は、過剰な窒素を含まない土壌で育った野菜は極端に大きくならず、光合成で作られるアミノ酸やタンパク質のような虫が好む栄養素も過剰にならずに済みます。その結果、虫があまり寄ってこない、自然のおいしさが味わえる野菜が出来上がります。

そして、窒素が少なくスマートな自然栽培野菜は大地から自力で栄養を吸収する力強さがあり、根も茎も葉も健康で腐りにくいというメリットもあります。

自然栽培野菜と慣行栽培野菜を放置した比較写真を見ると、自然栽培野菜は腐らず枯れたり発酵するという違いがあります。

参考リンク:自然栽培野菜の飛龍で比較写真を公開中

慣行栽培の野菜は安くて家計には優しいですが、人と地球とすべての動植物に優しい農業はやはり自然栽培や有機農業です。家計の状況次第では仕方がないという時期もあるかもしれませんが、できる限り選びたい野菜は自然栽培野菜、または有機野菜という人が今増えてきています。

自然栽培野菜と有機野菜の違い

有機野菜は慣行栽培の野菜と比較すれば農薬使用量も回数も少ないですし、使うことがあると言っても認可された自然由来の農薬に限られるので慣行栽培で使用される農薬よりも安全性は高いです。

そして有機肥料を使っているおかげで土壌の窒素含有量も少ないです。

それでも自然栽培野菜と比較すれば完全な無農薬、無肥料とは言えない点が決定的な違いです。

有機栽培野菜や減農薬の野菜のメリットは、自然栽培ほどではなくとも慣行栽培野菜よりは硝酸態窒素や残留農薬が少なく、栄養価も高いという点と、比較的安く購入できる点があります。

できるだけ良い野菜を買いたいけれど、できるだけ安い野菜が良いという各家庭の状況に合わせ、

有機野菜または自然栽培野菜を選んでみましょう。これでなければだめという決まりはありません。

家計と相談しながら選べる有機野菜、または自然栽培野菜を選ぶことで少しでも自身や家族の健康に役立てることができます。

まとめ:有機栽培より難しい、自然栽培とは?

自然栽培は土壌づくりが完了してからがスタートの農法です。決して楽ではなく、ほったらかしではすみません。自然栽培で野菜をきれいにおいしく育てるためには専門の知識や経験が不可欠です。

自然栽培野菜を楽天市場で販売している飛龍では、自然栽培野菜について詳細に説明する記事も多数公開されていますので参考にしてみてください。

自然栽培野菜やこだわりの無添加調味料を使った食生活を送るメリットは大きく、

かかるお金以上の価値があります。

家計に無理のない範囲で、自然栽培または有機野菜を取り入れ、健康的な暮らしを実践してみましょう。

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